3月末となって、創英は繁忙状態にあります。
"お客様にご愛顧いただいている証拠" ということで、うれしい悲鳴状態ですが、この年度末を乗り切って、スッキリした状態で新年度を迎えたいと考えています。
そんな年度末の貴重な休日は、例によって読書で過ごしています。
今日、読み終えたのは…
こちらの池上彰さんの新書。
この世界的な格差社会は、これからどうなっていくのか?
ますます拡大する日本の格差問題は、果たして解決されていくのか。
たいへん重いテーマです。
その未来を暗示するデータが紹介されていました。
先進各国の教育機関に対する公的支出ランキングです。
我らが日本は、2016年には…
なんと33カ国中の32位!
世界トップクラスの教育貧困国=ニッポン!
教育は、若い人財を育成する国家的事業であり、これが貧困状態に置かれていて国家の未来は切り拓くことができるのか?
大丈夫か、ミライの日本!
さらに、このグラフにはオチがあるそうです。
2016年は33カ国中の32位でしたが、2015年までの6年間はずっと33位、つまり最下位だったとか。
ビリからブービーに上がっただけ、ですね。
(^^;;
政府は税金の使い道を間違っている、年寄り優先に政策や社会の仕組みが偏り過ぎている…(今年、前期高齢者あらため准高齢者となる私は、これを徐々に実感しつつあります)…、もっと若手優先の政策を、未来への教育投資をもっと増やせ、としか言いようがありません。
私たち有権者・納税者として出来ることは、来るべき選挙で政治家を選ぶ時に "日本の未来を考えた一票"を投じる、
そして、
若い人には、自分たちの未来のために投票に行け!…投票率で年寄に負けるな!…と言い続けるしかないです。
未来は人財によって切り拓くことができるのならば、若い人財を育成することこそが未来への投資戦略となるに違いない。
国家も、企業も、事務所も、この点は全く変わらない真理です。
創英は、これからも人財育成の投資をガンガン進めていく、創英の中長期的な経営戦略としては、それしかないです…これは、確信ではなく信念です。