「北朝鮮は中国の『過去』の姿だと思っていたけど、最近になって『未来』だとわかった」
これが最近、中国の若者の間で語られている ”冗談“だ、と今朝の日経新聞は報じています。
習近平に対する個人崇拝が急速に進んでいるようです。
大丈夫か、中国。
思い出されるのは、私が高校生、大学生だった頃。
当時の中国は…
毛沢東に対する個人崇拝の下で、文化大革命の嵐が吹き荒れていました。
ラジオの短波放送で、
「こちらは、北京放送です。偉大なる領袖、毛沢東主席は、こう言っています、、、」
独特の抑揚がある日本語放送が流れていました。
「歴史は繰り返される」と言います。
同じ形で繰り返されることはないと思います。
しかし、
似たような形で繰り返されることは、充分にあり得ることです。
日本の隣国で個人崇拝国家と言えば北朝鮮。
なにかと物騒な国家であり、「ならず者国家」ともいうべき悩ましい存在です。
そんな北朝鮮であっても、国土面積も人口も経済力も、どれを見ても大国ではありませんから、その影響力には限りがあります。
しかし、
中国は全く違う。
国土面積も人口も経済力も、どれを見ても ”超“の付く大国です。
その影響力は甚大であり、隣国である日本は極めて大きな影響を受ける立場にあります。
習近平時代はこの先、何年も続きます。
他方で、
もう一つの超大国であるアメリカは、トランプ大統領の時代が少なくとも3年は続きます。
なにかと不安材料の尽きない世界の状況。
どうする?.…ニッポン!