2018年07月30日

特許情報は出願から1年半で公開情報になる…当たり前ですが。

東京・お茶の水に、株式会社パテント・リザルトという特許情報の分析・調査会社があります。
2007年設立ですから、今年で11年目の会社です。
以前から
「この会社の分析・調査は、どの程度の正確さ、緻密さがあるのだろうか?」
と気になっていました。

この会社から、
「レーザー加工技術 特許総合ランキング力トップ3は浜松ホトニクス、ディスコ、三菱電機」
というニュースリリースがありました。

この分野の特許については、私自身、立場上、かなり知識と関心があります。
そのような次第で、以前からの疑問(分析・調査の正確さ、緻密さ)の検証には最適のレポートでした。

そこで、さっそくニュースリリースを一読しました。
その結果、
調査分析はかなり正確で、ニュースリリースとしては十分緻密に分析していることがわかりました。

もちろん、一部には誤った記載もあります(例えば、基本特許の存続期間が2021年のところ2020年と誤記されている)。
しかし、
その他の部分については概ね開示情報に問題なく、登場する企業の戦略を評価している箇所などには「ふむふむ、、、」と妙に納得した次第です。

特許情報は、出願から1年半が経過すると公開情報になります。
特許出願したら特許活動は終わるわけではありません。
出願してからの1年半の特許活動を、どう取り組むかが、たいへん重要です。

このパテント・リザルトという会社の方とは、全く面識もなく業務関係もありません。
いつか機会があったら、色々と知財の四方山話をしたいなあ…と思っているところです。

  

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2018年07月28日

和食という食文化を護り、発展させるために!

銀座の東京ガス施設で「美味しいイベント」が開かれました。
全国学校給食甲子園のワークショップです。

詳しい様子は、こちらのサイトを参照ください。
私は所用でワークショップには参加できなかったのですが、今年も決勝大会が12月に開かれます。
今は第13回大会の応募受付中で、締め切られると書類審査が始まります。

もう何年もの間、私は実行委員&審査委員として運営に参加しています。
そこで感じることは、学校給食のレベルアップです。
おそらく日本の学校給食は世界最高レベルではないかと思っています。

地場産物を活かした学校給食が広まってレベルアップしていくことが、和食という多様性のある食文化の発展と継承に繋がっていくはずだ、と考えています。
  
Posted by soeipatent at 13:08Comments(0)

2018年07月26日

パテント杯野球大会 創英野球部は初戦10−4で快勝!

今年の夏は、異常な猛暑と言って良いでしょう。
我がホームタウン埼玉・熊谷は国内観測史上最高気温41.1度を記録して、日本一暑い街に返り咲いた。
どうせ暑いのなら、日本で2番目、3番目より堂々の“日本でいちばん暑い街”の方が良い!

まあ、その話はさておくとして、今年もパテント杯野球大会が始まりました。
まずは一勝!その様子をレポートします。
ちなみに、
下記のレポートは創英野球部の主力であるFU選手によるもので、創英の所内HPの「公認クラブ活動」のページに掲載されたものです(選手名はイニシャルに変えています)。

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酷暑の中開幕した2018年シーズンのパテント杯。
前回準優勝チームである創英野球部が古豪ダンディーズYを相手に迎え、1回戦が行われた。

創英の先発NU投手は初回から安定した投球を見せ、1、2回の相手の攻撃を0点に抑える。
逆に攻撃陣はなかなか相手投手を打ち崩せず、先制点を奪うことが出来ないまま試合は中盤へと進んだ。

試合が動いたのは3回表。
ダンディーズYが無死1塁からセンターオーバーの二塁打を放ち、本塁を狙った一塁走者を中継プレーで見事タッチアウトにしたかと思われたのだが、相手チームの抗議の後、走塁妨害でセーフ判定に覆ることとなり、ダンディーズYが先制。

とても走塁妨害とは思えないプレーに対し抗議が行われ、さらに判定が覆るという異例の展開となり、 流れはダンディーズYに傾いたかと思われた。

だが4回裏、好投のNU投手が嫌な流れを断ち切る逆転の三点本塁打を放ち、3-2と試合をひっくり返すことに成功する。
このまま創英野球部が勝利するかと思われたが、5回表に守備の乱れから2点を奪われ、再度逆転を許す波乱の展開となった。

しかし、優勝を狙うチームとして負けられない創英野球部は5回裏、NA捕手の再逆転3点本塁打など一挙7点を奪い、勝負を決めた。

先発のNU投手は終始安定した投球で無四球完投勝利を挙げ、創英野球部が見事3回戦進出(2回戦はシード)となった。
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今年も期待できますね! (*^▽^*)♪

  
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2018年07月09日

普通人の想像を超えたレベルの時間と体力と知力を割いて…

創英のホームページが刷新されています。
7月1日に…
会長交代共同代表パートナー会長が交代したためです。

創英HPの「事務所紹介」⇒「共同代表挨拶」をクリックすると、趣旨が記載されています。

塚原朋一前会長、設楽隆一新会長と二代続けて、知的財産高等裁判所の裁判長および裁判所所長の経験者を共同代表パートナー会長にお迎えしたことなります。

塚原前会長をお迎えしてから満5年が過ぎ、これから6年目に入りますが、お二人と同じ職場で仕事してきて感じることは…
「さすが!」
の連続だった、ということです。

やはり、この知財の分野で頂点を極められた人は、私のような普通人では、考えも及ばないところまで物事を洞察されている、ということ。
そのために、
普通人のレベルとは格段に異なるレベルで、時間と体力と知力を割いて、よく調べられている、ということ。
とにかく、
物事を考える深さと広さと鋭さに、私なんぞとは比べ物にならないレベルの差を痛感してしまう日々が続いています。

会長交代を一つのステップアップの機会として、創英が提供する知財業務レベルの更なる向上を実現してまいります。
  
Posted by soeipatent at 14:27Comments(0)

2018年07月04日

ポンポンと寄付…「これ、学校給食甲子園で使ってください!」

こちらの写真をご覧ください。
3人の年配者(失礼!)が向き合って…
大村先生と小原先生&馬場錬成なにやら会話しています。

写真の右の方は超有名人。
大村智先生。
ノーベル賞・医学生理学賞に輝いたのは記憶に新しいです。

写真の左上の方は、書道家として知られた小原道城先生です。
札幌には、先生の名前を冠した書道美術館もあります。

このお二人が、ポンポンと札束で寄付をしてくださいました。
「これ、学校給食甲子園で使ってください!」

寄付を受けたのは21世紀構想研究会の馬場錬成理事長。
写真の左下の方です。

21世紀構想研究会は特定非営利活動法人であり、教育、知財、生命科学などの活動分野があります。
その中の教育分野での活動のメインが、全国学校給食甲子園と称するイベントの主催です。

今年は、第13回全国決勝大会が駒込(女子栄養大学)で12月に開催されます。
私も、実行委員会の末席におりますが、なかなかエキサイティングな全国規模のイベントです。

ちなみに私は、一般財団法人創英IPラボの理事長という肩書で実行委員会に参加しています。
創英IPラボは、知財に関する研修、教育、出版、セミナーなどを実施することを目的としています。
  
Posted by soeipatent at 15:14Comments(0)