東京・お茶の水に、株式会社パテント・リザルトという特許情報の分析・調査会社があります。
2007年設立ですから、今年で11年目の会社です。
以前から
「この会社の分析・調査は、どの程度の正確さ、緻密さがあるのだろうか?」
と気になっていました。
この会社から、
「レーザー加工技術 特許総合ランキング力トップ3は浜松ホトニクス、ディスコ、三菱電機」
というニュースリリースがありました。
この分野の特許については、私自身、立場上、かなり知識と関心があります。
そのような次第で、以前からの疑問(分析・調査の正確さ、緻密さ)の検証には最適のレポートでした。
そこで、さっそくニュースリリースを一読しました。
その結果、
調査分析はかなり正確で、ニュースリリースとしては十分緻密に分析していることがわかりました。
もちろん、一部には誤った記載もあります(例えば、基本特許の存続期間が2021年のところ2020年と誤記されている)。
しかし、
その他の部分については概ね開示情報に問題なく、登場する企業の戦略を評価している箇所などには「ふむふむ、、、」と妙に納得した次第です。
特許情報は、出願から1年半が経過すると公開情報になります。
特許出願したら特許活動は終わるわけではありません。
出願してからの1年半の特許活動を、どう取り組むかが、たいへん重要です。
このパテント・リザルトという会社の方とは、全く面識もなく業務関係もありません。
いつか機会があったら、色々と知財の四方山話をしたいなあ…と思っているところです。