創英の東南アジア模倣品対策プロジェクトの第3弾は…インドネシアです。
ベトナムのF君(意匠部門長)、タイのN君(京都オフィス支配人)に続いて、単身でジャカルタに乗り込んだK副所長。
さっそく、JETROジャカルタオフィスを訪問し、Senior DirectorのS氏とミーティング。
現地での模倣品対策の実情を調査しました。
訪問先には、あらかじめ訪問の目的や質問事項などを伝えてあるので、ミーティングは効率良く行えました。
インドネシアの経済発展は、凄まじい。
若者が多く、豊かになろうという意欲が凄まじい。
日本の高度成長期を彷彿とさせます。
交通手段としてはオートバイが多いが、自動車も急増しているようです。
当然のことながら自動車やオートバイの完成品や部品などで、真正品に混じって模倣品も流通しているわけです。
こちらは…
自動車部品のマーケット。
日、米、欧、韓の自動車メーカーの社名商標が読み取れます。
案内してくれた現地の弁護士によると、真正品に混じって模倣品も売られているとか。
品質の悪い模倣品は、自動車やオートバイの安全性を損なうので、大きな問題です。
インドネシア知的財産庁を訪問し、ミーティングしました。
右から順に、同行してくれたIman事務所の所長、インドネシア知的財産庁の意匠・著作権部門長(女性)、インドネシア知的財産庁の意匠審査官、そして創英の副所長K君です。
また、インドネシア税関を訪問して知的財産部門長、他1名と侵害品の取り締まりの状況について議論しました。
さらに、日本のメガバンクからの出向で現地の日系企業(商社)で働く元・ラガーマンからインドネシアの経済状況を聞きました。
元・ラガーマンいわく…
「インドネシアは、とにかく経済が発達してきており、(経済が停滞している日本と異なり)誰もが前向きで、仕事をしていてすごく楽しい。経費削減のために出張費カット、などという後ろ向きの話は一切聞かなくてよい。」
K副所長は、たくさんの成果を得て、創英の東南アジア模倣品対策プロジェクト・インドネシアの巻を終えて…次は、どこ?