桜の季節が過ぎて、新緑がまぶしい季節になりました。
丸の内仲通りは…
道の両側に落葉樹が植えられているので、新緑の時期は爽やかな気分で歩くことができます。
秋になると紅葉し、晩秋になると無数の白色LEDランプで街路樹が輝きます。
クリスマスが近づくにつれて夜の人出が増えて、週末の夜は真っ直ぐに歩くのが難しくなるほどの人混みになります。
「創英さんは、すごい場所で、、、東京の一等地でオフィスを構えていますね」
これは、東京本部オフィスに来所されたお客様から、たびたびお聞きする言葉です。
“これも、すべてお客様のご愛顧の賜物です!”
と心底の感謝の意を表しつつ、
「はい、こんな場所で、特許明細書を書くためのオフィスを構えなくても良いのじゃないかと…私も思います。」
こう私が答えると、お客様は例外なく笑い顔になって、声を出して笑いだすお客様もいます。
「そうですよね。もっと家賃の安い場所でオフィスを構えて、手数料を安くした方が客としては嬉しいかもしれませんよね…あはは(笑)」
このようにお客様に言われて、沈黙したり言葉に詰まったりしたら、アウト(=失格)です。
所長失格!
ここは、事務所経営者としての信念を語るしかありません。
創英には、1988年制定の「4ヶ条の心得」というものがあります。
その中の一節…
「一流の品質を支える一流の気概を持ち、一流の信用を獲得すべし」
です。
この精神をお客様に語ることになります。
お客様(企業、大学など)が、知財の専門家集団(特許法律事務所)に託する業務は何かと言えば、
それは、
研究開発の成果物である知的財産の権利化であり、事業活動で不可欠なブランドの管理や、競合他社との戦いに勝つための活動であり、
これらは、
きわめて重要度の高い業務であるがゆえに、その業務品質は一流でなければなりません。
知財は二番(煎じ?)じゃダメであり、一番でなくちゃ価値がない。
そんな知財に関わる仕事であるがゆえに、知財業務はソコソコの品質で妥協できる代物ではなく、ましてや、“安かろう悪かろう”とか、”安物買いの銭失い”とか、そんな事では駄目だ…というのが知財業務であると考えています。
もちろん、法定期限や納期、コストや労力負担の問題もありますから、唯一絶対の一番でなくちゃダメとは言いませんが、与えられた条件下でベストでなければならない。
その精神というかポリシーが、
「一流の品質を支える一流の気概を持ち、一流の信用を獲得すべし」
に表現されています。
お客様に、
「二流の品質を支える二流の気概を持ち、二流の信用を獲得すべし、、、じゃダメでしょ?」というと、皆さん例外なく、「それじゃ、ダメだ!」と笑って答えられます。
ベストを目指して働いた結果として、お客様から「サスガですね!」の一言をいただく、これが創英の目指すところであり、
このような働きをするためには、東京の一等地に立地して皇居を見下ろすオフィスが職場環境として必要になる、と考えています。
“すべてはお客様のサスガのために!”
そんな創英で、知財実務の教育と訓練を受け、知財実務の経験を系統的に積み重ね、一流の知財専門家になっていきたい、という強い意欲を持たれている知財実務は未経験という方!
実務経験不問で募集中です…ということで、募集広告っぽい今朝のブログでした。
一つ、付け加えておきます。
「一等地でオフィスを構える」というのは、東京本部だけでなく、京都、福岡、ワシントン、バンコクの各拠点も同じです。
「一等地で…」というのは基本的な考え方ですから、これから国内外の拠点が増えることがあっても、同じような立地でオフィスを構えることになるでしょう。