2019年01月16日

「損して得取れ」なのか、それとも「損して徳取れ」なのか?

人間は、とにかく「損するのが嫌だ!」という本能があります。
これが災いし、無意識のうちに進路や経営についての判断を誤り、これが原因で結果的に大きな損を被ることがあります。

創英東京本部例えば大学を卒業して社会人になる時。
A社とB社から内定が出ていて一方を選ぶとき、基本給が1万円だけ違っていると、これに影響されて結果的には「良くない」就職先を選択しがちです。

「損して得取れ」という格言は、この人間の本能を裏側から突いたものです。
ネット情報によると…
損して得取れとは、一時的には損をしても、将来的に大きな利益になって返ってくるように考えよ、ということ。

私がこの言葉に最初に触れたのは、創英を開業して約10年後でした。
一代で売上100億円を超える商社を創業したオーナー社長でした。
コンプライアンスと損得のギリギリのところで商売する、その商社の様々な知財問題を多面的視点でコンサルし、サポートする難儀な仕事でした。

この会社との取引は、今は途絶えています。
知財の価値および知財権に対するオーナー社長の認識が、私の認識と方向性が全く違い、代理人として仕事することに疑問を感じたため、取引を全面的にお断りしました。
しかし、
普通に弁理士として仕事をしている中では決して得られない貴重な体験ができました。
その意味で、私自身、この会社との取引では、少々の損(経済的な損得の損)をしながら得難い大きな得を取った、と言えます。

経営の神様:松下幸之助翁の1965年の発言に、以下のようなものがあります。
・・・・・・・・・・・
私ども子どもの時分によく親方から教えられたのは、商売人というものは、“損して得取れ”ということです。これは少し旧式な話でありますけれども、損して得取れ、損を惜しんでは商売人として成功しないということを言われたのであります。これは商売だけではなくて、人間全般に通ずると思うのです。個人、人間の社会生活に通ずることだと思います。今日の言葉でいうならば、まずサービスからかかれ、サービスをして初めて成果が認められるんだということと同じことだと思います。
・・・・・・・・・・・

松下幸之助翁が半世紀も前に「少し旧式な話」と言っているのですから、相当に旧式な話ですが、立派に今に通じる話だと思います。
また、
「損して得取れ」の得は、損得の得ではなく、人徳の徳を書くのであって、「金銭物質は損しても徳を取る」と理解すべきだ、という思想家の話もあります。

いずれも、「なるほど!」と思うところですが、目先の損得に心をとらわれず、誠の道を実践していくことで、「損して得取れ!/徳取れ!」を日々の生活で理解していくことが大事でしょう。
  

Posted by soeipatent at 15:14Comments(0)

2019年01月09日

食べれば健康になれそうな…そんな気分にはなります!

珍しいクッキーをいただきました。
ホトアグリの…
浜松ホトアグリリーフクッキーです。

有機栽培の新鮮野菜を「リッチリーフ」という名前で提供している会社が静岡県にあります。

株式会社浜松ホトアグリです。

ホームページでは、
「リッチリーフは、浜松ホトアグリが商標登録している商品名です。
さまざまな種類の葉菜類の赤ちゃんを、最も栄養価の高い時期に収穫し、ミックスしたサラダ野菜です」
と説明されています。

付加価値の高い野菜を提供しようということですね。
そして、
社長さんは農業が大好きのようです。

その一つを…
リーフクッキー食べてみました。

ふむふむ、、、なかなか美味しいクッキーです。

ただ、クッキーをかじって食べてみただけでは、練りこまれているという野菜の若葉の味を感じることはできませんでした。

でも、リッチリーフで健康になれそうな気分にはなります!


  
Posted by soeipatent at 15:16Comments(0)

2019年01月06日

創英の新年のスタートは…グランドオープン前の新・東京會舘にて。

丸の内3丁目の新しいランドマークは…
東京會舘IN丸の内二重橋ビルディング丸の内二重橋前ビルディングです。
2019年の創英新年会は、こちらにある東京會舘で行いました。
創英の東京本部が入るビルの隣なので、とても便利です。

新年会といっても単なる飲み会ではありません。
二部制になっています。
第1部は2018年下半期の表彰式、第2部は東京、京都、福岡のメンバーが集う交歓会です。

優れた業績を上げた計5つのグループ・チームに、受賞を祝う会を開くための軍資金として各々20〜30万円の賞金が授与されました。
一方、
優れた改善や顕著な貢献などがあった数十人の個人には豪華(それなりに豪華)賞品が授与されました。

第2部の交歓会は…
乾杯!設樂隆一会長の乾杯の挨拶・発声で開始します。

会場となった東京會舘は、グランドオープンが1月9日です。
創英は、東京會舘改築前からの「新年会と納涼会の常連」だったので、オープン前に利用させていただきました。

絨毯はふかふか、新品です。
赤ワインを零したり、料理をぶっちゃけたりして汚したら大変です。
ちょっと緊張気味の、でも、とても気持ちの良いパーティとなりました。

乾杯の後、突然…
旅行会幹事この人たちの登場となりました。
今年の旅行会の幹事団です。

今年の特徴は4つです。
一つ目は、幹事長を含めた主要メンバーは、指名されたのではなく事実上の立候補だったこと。
二つ目は、男性幹事の皆さん、けっこう年齢がいっていて、創英歴も長い。
三つ目は、少数精鋭だということ。
そして最後は、
「今年は、初夏と晩秋の2回の旅行会をやります!」という宣言があったこと。
所員は都合の良いほうを選んで参加するわけですが、幹事は両方に参加するらしい。

ちなみに、行先は、具体的な地名は出ませんでしたが、メンバーの協力・協働と連携の基盤形成において旅行会は一つの意義深いイベントなので、たくさんのメンバーの参加を期待したいですね。

新年会の締めくくりに当たって…
全員集合記念写真です。
プロのカメラマンに頼むと、もっときれいに取れると思うのですが、手作りだと、こんな感じですかね。

ともあれ、2019年がスタートしました。
世界的に株価が乱高下するなど、波乱の幕開けとなっていますが、品質の三原則を大切にして、今年も着実に創英は進んでいきます!

  
Posted by soeipatent at 11:13Comments(0)